村山大介陶芸研究所

平成28年熊本地震災害義援金

4月16日に九州熊本県で大規模な地震が発生しました。発生時は夜間だったので状況が分からず、テレビ画面の様子からそんなに大した状況でもないのかなぐらいしか見ていませんでしたが、夜が明けやっぱり震度7クラスの地震の被害は明らかで、そして16日の深夜、今度は大分県中部や南部の方まで被害が及び、至るところで余震の嵐となっています。

私の実家は大分県国東市、大分県の北部にあたります。幸いな事にそれほどの被害もなく実家と両親は無事で元気でした。

しかし、私が学生時代と独身時代を過ごした別府市や帰省度に訪れている湯布院では今も多くの方が被災し、避難を余儀なくされています。学生時代の友人や仕事仲間だった方々、今でもよく訪れているお店など日が経つにつれて一つ一つ思い出して心配になります。でも、今新潟にいる時点で飛んで行って何かする訳にもいかず心配をしているだけで何も出来ないのなら連絡しても私の気休めにしかならないと思いただ無事を祈っている事しかできません。

それでもモヤモヤするから募金に参加しました。郵便局から日赤震災災害義援金へ私の気休めが何かのお役に立てればと思います。こんな時どこにどれだけ振り込めばいいのか分からなかったのでいつもお世話になっている郵便局土市支店の窓口に聞いたら郵便局から日赤の場合、振込手数料や収入印紙代は免除、領収書も発行してくれるので安心との事でした。

今回の義援金は、災害時にある一家が一週間暮らせるぐらいの金額にしました。私の想像と実際はまったく違うかもしれませんが…この義援金も元を糺せば、これまで器を買ってくれたお客さんのお財布から来たお金と考えれば確実に災害支援や復興に役に立つように責任を思って募金先を決めたつもりです。

今の段階では本当に必要なのは復旧支援の人手なのかもしれないけれど、「ほんの気持ち」のリレーがずっと続くようにしていけたらと思います。

義援金名称 : 平成28年熊本地震災害義援金